【FIFA21】フォーメーション実践・考察 3-4-2-1 ~某日本代表監督も愛用の攻撃的サッカー~

みなさんこんにちは、やまこです。

今回は新たに使いだしたフォーメーション・3-4-2-1の戦術の考察をメインにお届けしようと思います。

前回の最後に書いた通り、DRでは引き分け1回含む10連勝以上を達成中のすごく手応えがあるフォーメーションなので、ウィーケンでどこまで通用・さらに昇華できるか試行錯誤中です(現在日曜日、ウィーケン20戦程消化)。

現段階でのウィーケン戦績は・・・正直あんまり変わってねぇ😅

ですが崩しの内容は明らかに改善されているので後は、最後の詰めと守備が課題になってくるんですかね。

特に決定機は以前より作れるけど決めきれない・・

その辺詳しくは本編にて書いていきますので、多少はみなさんの参考になる内容だと思いますので最後まで読んで頂けると幸いです。

最近の戦況とフォメ・戦術考察

スランプへ・・

前回のウィーケンでそれなりに手応えあった3-5-2のフォーメーション。

しかし気になる所はあって、攻撃が上手くいってるように見えてシュート本数自体はかなり少なめ(1試合だいたい5~6本)の時が多く、特にオーバメヤンを上手く使えてない印象がありました。

まあそれでもそれなりに勝てていたんであまり気にしてはなかったんですけど、ゴールド2以上に行けなかったのは明らかにそこが原因だったと考えられるので。

そして週明けにDRで試合してましたが、大スランプに入って10戦やって1勝くらいのペースになり、全然勝てなくなってしまいました・・(ウィーケンの緊張感がなく、練習・実験的にプレイしていたのもありますが)

せっかく引いたけど全く機能してないオバメを売却して他の選手に買い替えるかというのも考えたのですが、その前にスランプの原因を考えることに。

そして何となく原因は分かって、オバメの裏抜けにこだわって攻撃が単調になり、そのせいで守備までリズムに乗れなくなって破綻、というのが結論。

オバメをトップかつ中央に入れている(2トップ)ので、相手に裏抜けを読まれている・警戒されているんですよね。

さらに2トップの相方がフィルミーノなんで、普通に考えたらどういう攻撃をしてくるかバレバレだったのもマズかった原因かもしれないですね。

それで攻撃がハマらなくなり守備もリズムが悪く・雑になりスランプになる、という悪循環にハマりました。

新スカッド・戦術に変更、そして無双(DR)

根本的に前線の構成が自分には合ってないと判断し、思い切ってフォメを変えようと思ったのですが、3バックは個人的に合うので変えたくない。

というので試行錯誤した結果、3-4-2-1が完璧にフィット

基本フォメ

3-4-2-1

攻撃

FIFA21のFUTを始めた時からそうなんですが、やっぱりフィルミーノは基本的に1トップが一番使いやすい気がします。

裏抜けさせる=トップの方がいいと言うのが頭の中にあって、それにこだわっていたのでオバメをトップに置いていたのを、1トップのフィルミーノを起点にし(日本代表の大迫みたいなイメージ)、2シャドーにアザールとオバメを置いて的を絞らせずに1.5列目から抜け出す感じにすると裏抜けがスムーズにいくようになりました。

オバメ裏抜け

※上の画像の場面では中央降りてきたフィルミーノがキープして引き付けてる所に右下のハーフスペースにいるオバメがDFの背後を取ろうとしている所。
フィルミーノの体勢的にここでスルーパスは難しいですが、右サイド(画面下)のベルナルドシウバはドフリーなんでそこの前のスペースを使えば一気にゴール前まで運べます。
基本的に真ん中のフィルミーノを中心に組み立て・展開していきます。


そしてこのフォメの肝が攻撃時の両サイドハーフと真ん中3枚(フィルミーノ・アザール・オバメ)のポジション

前線に5枚並ぶ感じ(実質5トップ)になって、中央・ハーフスペース・サイドを埋める形になり、ほぼ誰かがフリーになるのでそこを突く(だいたいサイドがガラ空きになる)、という感じで裏抜けし放題になってます。

5トップ

※上の画像を見ると、綺麗に5枚並んでますね。
画面上寄りに相手DFが偏っていて左サイドのアルバがガラ空きになってますので、ロブスルーパスであっさり裏取れます。


だいたいのプレイヤーのフォメは4バックが多いと思うので、単純に5人vs4人の数的有利に持っていけることになる為、必ずどこかに穴ができるはずです。

ただ、スタミナ消費がそれなりに激しい(特にアップダウン激しい両サイド)ので、基本的に70分くらいまでに殴り勝つ事が前提になるのが欠点と言えましょうか。

 

★選手指示

・1トップ:フィルミーノ

ビルドアップを助ける為に「フォルス9」にしていますがあまり効果がない気がするのでそこはお好みでいいと思います。他はデフォルトで。スペースメイクの為に「ワイドに開く」も悪くはないです。基本的に起点が主なタスクなので守備が不安定ならば「ディフェンスに戻る」にしてもいい気はします。

・2シャドー:アザール・オバメ

両名、「中央に留まる」。オバメは「裏抜けする」を指示。こうすることでフィルミーノが空けたスペースにオバメがハーフスペースから中央に斜めへ裏抜けしようとする動きをしてくれてスルーパスを通しやすくなります。アザールはドリブル能力が高くて運べるので裏抜け指示はしていないです。

・左サイドハーフ:ジョルディ アルバ(裏抜けする・ディフェンスに戻る指示)

サイドの人選は右サイドをベルナルドシウバに再び戻して、左サイドに新たに購入したジョルディアルバ(エンジン)を配置。

攻撃性能とウイングバックとしての守備能力の高さを買っています。

バルサの試合をよく見る方は分かると思いますが、サイドの裏のスペースを絶妙なタイミングでアルバが駆け抜けてチャンスメイクする形がバルサの攻撃パターンの一つでもありますが、正にそんな感じでアルバが左サイドの急所を突いて抜け出してチャンスメイクをしてくれるし、裏抜けからゴールも狙えます。

DR・ウィーケンでもキックオフ時にカスタム戦術で3-4-2-1に変更するとアルバが左サイドを猛ダッシュで駆け上がるので、そのまま裏抜けさせてゴール!という奇襲戦法も数試合ありました。

アルバ裏抜け

※ここも左サイド大外のアルバがドフリーなので、ボールホルダーのフィルミーノからすぐ隣にいるカゼミロへパス、そしてそのままスルーパスでアルバが裏を取る形に持って行けます。
これらの画像は撮影用にスカッドバトルで撮ったものですが、対人戦でも同じような感じで裏を取れます。


・右サイドハーフ:ベルナルド シウバ(足元でボールをもらう・ディフェンスに戻る指示)

そして反対側のベルナルドシウバは裏抜けより、ボールを持たせて中央3人と連携させて崩す形を取らせることを重視しています。

しかし裏取るなと指示してますが、それでも裏抜けを頻繁にしようとするのは攻撃意識が「高い」のせいでしょうかね。

 

CM:カゼミロ、パーティ(攻撃時に上がらない・サイドをカバー指示)

ボランチの配給はカゼミロとパーティが担当。それなりにパス能力があるので充分役割を全うできてます。

2人とも逆足3ですが、左足でのロブスルーパスも綺麗に通せるのでそんなに気にならない感じです。

※これはDRでの感想ですが、ウィーケンではちょっと物足りない感・・
詳しくは後述します。


このようにした結果、シュート本数は倍以上に増えチャンスメイクのパターンも大幅に増えて攻撃が楽しくてしょうがない!

この攻撃戦術のキーマンとも言える左のアルバの裏抜けからの形がかなりハマるし、中央のアザール・オバメの裏抜けや崩しもスムーズにいくようになりました。

2トップと違って距離感が良くなっているのも影響したかもしれませんね。

 

★攻撃面でのメリット・デメリット

ここまでは基本的にウィーケン前での使用感になりますので、ウィーケンを20試合したことを踏まえたメリット・デメリットを書いていきます。
要はウィーケンのレベルで通用したこと、しなかったことですね。

まずはメリットから。

・ショートカウンターがしやすい

実質3トップなので前からの守備以外は積極的にしない為に前残りになるので、ハーフウェイライン辺りでボールを奪えればショートカウンターで点を決めやすい。
フィルミーノが中央にいるのでそこを起点とし、そこから両シャドー(アザール・オバメ)に展開しやすくウィーケンでの主な得点源の一つになりました。

・前線5枚並ぶので引かれても連携で崩せる

基本はフィルミーノがカゼミロ・パーティのボランチコンビとの三角形でパスを回しチャンスを伺う形。
そうする中で食いつかせて穴(スペース)ができた所をスルーパスで打開して一気に深くまで侵入するのが基本パターンですかね。
何だかんだウイイレ程ではないですが、ペナルティエリア内は事故ることが多い(タックル喰らってもこぼれてくる)のでとりあえず突っ込んで行けば点取れることが多いです😅(当然その逆も・・)
最近チャレンジしているのは、中央のフィルミーノがドリブルでサイドに運び、だいたいDFがついて来るのでそこの空いたスペースにオバメかアザールをディレクテッドランでゴール中央方向へ走らせたら、いい形で中央でパスを受けそのままゴールというパターンができるんですけど、プレッシャー受けながらキープしつつ走らせて・・というのがちょっと難しいので要練習ですね。

 

私のようなスキルムーブなどの個人技でゴリゴリ行くのががちょっと苦手・・という方や、人数かけてパスワークで崩したい方にオススメしたいフォメですね。
攻撃に関してはウィーケンでも明らかにチャンスメイク・シュート数共に改善されたので通用していると言えます。
ただ、広い範囲で相手の穴を見つける必要があるので、なるべく視点は俯瞰で広めに見れるタイプを薦めます。

 

次にデメリット。

・ビルドアップがちょっと苦しい

ウィーケンではハイプレスしてくる人が多く、実質ボランチ2枚で組み立てる事が多いのでカゼミロ・パーティではちょっと重いですね・・
DRではそんなに前からゴリゴリプレスしてくる人は多くなかったんですけど、パスがどうしても乱れてサイドへのロングパスなどの精度が落ちるのが改善点。
モドリッチがいるんで入れたら多少改善されそうですが、そうすると守備に不安が・・・
あとはサイドが、特にアルバがひたすら裏狙いに走るので起点にしにくいのも悩み所。
しかし、3バックなので後ろで回すのには安定し、一番危険な所でロスト・失点というパターンはしにくいですね。

 

だいたいこんなもんですかね。

しかしみなさんが思うのはこんだけ攻撃寄りで守備はどうなの?という疑問はあるでしょう。

その答えは次の守備の所でお話します。

守備

基本のデフォルトフォメの形は4-4-1-1なので、左SBにアルバ、右SBにパックで引いたワンビサカを置いて、カスタム戦術でワンビサカをCBに置く形にしました。

つまり3バックはミリトン・セルヒオラモス・ワンビサカの並びになります。

ペースと守備能力が特に長けているワンビサカにアンカーを付けてフィジカルを強化させることにより、身長も183cmあることによってかなり3バックのCBに適性がある能力になる為オススメできる選手です。

特に守備でスピードある選手と対峙した時についていけるのも大きいですね。

★カウンター対策

攻撃で両サイドハーフがかなり高い位置を取ることでサイドのスペースへのカウンター対策としてどうするかが課題になりますが、両名とも「ディフェンスに戻る」の指示を与えているので、サイドハーフが帰陣し、実質5バック(5-2-3のようなフォメ)の形になるまでにいかに攻撃を遅らせるかがカギになると思います。

5バック

※攻撃を遅らせて5バックとボランチ2枚で基本的に対応。
3CMの方が守備が厚いように思えますが、このゲームはCDM・CMは全然プレスバックしてくれないので、個人的には後ろに人数かける方がゴール前の守備はしやすい気はします。
ボランチの枚数が足りないのであれば、サイドハーフを操作して中に絞らせて対応することもできます。


カウンターリスクに対しては、3バックで3枚は最終ラインに必ずいるので中央はそんなに抜かれることはなく、ボランチ2名に「サイドをカバーする」に指示しているので、攻撃時に上がっていなければサイドの危険なスペースを埋めさせて対応します。

ただ、ボランチはカゼミロ・パーティなのでスピード勝負では分が悪すぎるので、そこはポジショニング等で上手く対応してやる必要があります。

ボールを相手に取られてカウンターを受ける時は、基本的に攻撃を遅らせることを第一に考えて、

・なるべく外へ逃がすように追いかける(中央寄りにポジションを取る)
・距離を詰め過ぎない(スキルムーブなどでかわされないように間合いを取る)
・後ろにボールを戻させるよう縦・横のコースを切る

これを基本はボランチ操作、間に合わなければ3バックのサイドの選手を操作すれば致命傷を負うようなことはないと思われます。

これはハイプレスのような守備戦術ではないので、確実に取れるような場合以外は基本的にある程度の間合いを取ってパスコースを切ることを重視するので、人それぞれの好み・得意不得意で分かれるため、ガツガツ取りに行くのが苦手、かわされてすぐにピンチになりやすい人に向いているやり方だと思います。

以上のような感じで、ポジショニングをそれほど間違わなければ、裏抜け1人旅を喰らわない限りは対応できています。

 

ボランチ操作

※守備のやり方として、私は正確かつ頻繁にカーソルチェンジをするのが苦手ですので、ほぼ一貫してボランチ操作で対応します。
基本的に取りに行くのではなく抜かれないような適度な間合いを取ってコースを切り、CBを抜いてきそうなタイミングになればCBに切り替え、タックルで奪う感じで対応しています。
当然失敗して失点することも多々ありますが、基本的にラモスが何とかしてくれます😅
私の場合は基本CB操作だと一瞬で抜かれて失点する(後はキーパーしかいない)ので、CBを頻繁に動かして失点を防げない方は、一度ボランチ操作メインでやってみてはいかがでしょうか。


戦術

チーム戦術に関しては、ディフェンス戦術を「ボール奪取チャンスのみプレス」にして、相手のビルドアップが不安定な時は勝手にプレスしてくれるのでボールを奪いやすく、もし奪い切れなくても苦し紛れの縦パスなどにはボランチコンビがインターセプトしてくれてショートカウンターに繋げられます

ただ、そのために上の画像では深さを「6」にしていますが、ウィーケンではあまりハマってないので現在は「4」に変更して守備の安定をとりました。


最後に、ボランチにカゼミロとパーティを採用しているのはケミ合わせ(特にオバメはパーティいないと10になりにくい・・)もありますが、リトリート気味の守備が多いのでフィジカルを重視しているのもあります。

特にカゼミロをモドリッチに変えるほうがビルドアップは確かにしやすくなりますが、スペースがない引いた守備での奪取力は数段違います。

特にハーフスペースからサイド寄りの抜かれてはいけないエリア以外ではできるだけ密着してL2ディフェンスでガツガツ寄せますが、フィジカルが勝るのでネイマール辺りのフィジカルが弱い選手にはうまく体を当てれば取れる事が多いです(・・当てる事さえできればね、それが難しいのですが)。

そして最近のアプデでコンタクトのファール基準が緩くなり、イエローをもらいづらくなった事によって思い切ってタックルにいけるのも大きいですので、当分はフィジカルも考慮した選手起用をした方がいいかもしれませんね。

ただ、カンテみたいなのは別格だとは思いますが・・・

 

それでは守備面でのメリット・デメリットをまとめると、

・3CBなので攻撃的に行っても被カウンター時、中央は固くサイドもカバーしやすい

・陣形整えれば最終ライン5枚のブロックはかなり攻めづらい

・両サイドのスタミナ消費が激しい

ウィーケンでの実践上、カウンターでの被弾は以前とそんなに大差ないのでやりかた次第ではかなり失点を防げそうな気はしています。

最後に

以上、大変長くなりましたが冒頭に書いた通りウィーケンでの戦績はそんなに変わっていないのですが、その理由として

引いて守ると事故って点取られやすいのと、ニアにぶち抜ける位置(ゴールポスト前あたり)でのシュートでファーに打てばほぼ入るのは何とかならないんですかね。

手すら出さず、キーパー尻もちして取る気が全くないんですけど・・

あの位置はニア・ファーどっちでも入るんでコースの対応が難し過ぎます。(前作猛威を振るったニア抜きは今作から弱体化したはずなんですが・・)

しかし、絶対入る!というシュートをことごとく止める今作最強キーパーを発見しました。

それは・・・アリソンですね。

相手キーパーがアリソンだったら間違いなく決定機での得点が減っていると思います。

我がチームのクルトワもそれなりに止めてくれますが、アリソンの比ではないですね・・

欲しいですけど本人含め周りの選手(CB)もお高いんで当分はクルトワにがんばってもらうしかないようです。

まあそもそもペナ内に入れさせない、と言うのが一番重要なんですけどね😅

しかしひたすらコネコネされるんで、ある程度誘って仕掛けさせないと攻守が変わらないので仕方ないと割り切ってますが。

ラモスのタックル・シュートストップが異常に強いんでそれに完全に頼り過ぎているのが問題ではありますけども。


ずいぶん長くなってしまったのですがここまで読んで頂いてありがとうございます。

思ったよりウィーケンでは結果は出てないですが、DRでは負ける気がせず、可能性はかなり感じていますのでこのフォメで当分はやっていくつもりです。

少なくとも攻撃はかなりまともになったと実感できます。

しかし先週書いた通り、メンタル修業がまだまだ足りてないですね。

ちょっとした事故でも連発したらもう無理、ウィーケン重いことが多いんで思わぬパスとかしょっちゅうするうえに、味方の動きも何か緩慢になるのでその対策も考えないといけませんね。

 

参考になるか分からないですが、拾える所だけでいいので拾って頂き、それが自身のプレイスキル・ランク向上に繋がってもらえれば幸いに思います。

では次はウィーケンの結果報告でお会いしましょう!

3-4-2-1考察
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