【FIFA22】フォーメーション別 可変式守備ブロック構築の解説 ~4-3-3・4-3-2-1~

みなさんこんにちは、やまこです。

前回の記事で少し触れた内容になりますが、フォーメーション別の可変式守備ブロック構築のやり方やメリット等を解説していこうと思います。

YouTubeやSNS等でおすすめフォーメーションなどの解説をされている方が多いですが、どういうシステムでこういう形・陣形になるかまで説明されている方は多くないように感じます。

 

  • 自分にしっくりくる強そうなフォーメーションを発見したが、さらに効果的になるようにいじってみたい
  • 攻守の連動や守備構築をイメージしているが、どう設定したらいいかよく分からない

このような事でお困りの方には、一読して頂くと参考になるかと思います。

 

今回はフォーメーション別という事で、4-3-3や4-3-2-1などの4バック・3CM・3トップの形のフォーメーションの解説をしていきます。

一応、経験上やこれを書くに当たって色々と実験した結果に基づいての解説になりますが、バグの多さや環境が変わりやすいこのゲームなので、万が一想定通りにいかない事があるかもしれないのであしからず・・🙇‍♂️

 

まずは大前提

初期フォーメーションからの変更

カスタム戦術で初期フォーメーションからあらかじめ設定したフォーメーションへと変更すると思いますが、変更先のフォーメーションの人の配置は攻撃時の陣形になります

そして守備時の陣形はカスタム戦術の「指示」の設定によってある程度変化できます。

例えば攻撃時3-1-4-2のフォーメーションでも、守備時は4バックの4-4-2に変える事も可能。

ただ上記例のような3バックと4バックの可変式にするなら、SBとCBなどの複数ポジションを高レベルでこなせる選手を入れておく必要があります。

 

可能・不可能な守備陣形

守備陣形は様々な形がありますが、実行できない陣形も存在しています。

 

可能例:4-4-2 4-3-3 5-3-2 5-2-3 5-4-1

不可能例:4-5-1

元の攻撃時フォメがどんなものかによって変更できる移行先の陣形は限られますが、私が試した限りは4-5-1だけはできなかったように思えます。

前線からプレスをかけて中央を固めるなら4-3-3、守り切りたい時などにカッチカチにしたいなら5-4-1などがいいですかね。

※5-4-1の守備陣形は恐らく攻撃時も5-4-1でなければ不可能だと思います

 

一番バランスがいいのはオーソドックスな4-4-2の陣形。

個人的には4-5-1にできれば攻守共にかなり安定するので、これが一番やりたいのですが・・・

 

攻撃時4-3-3 ・ 4-3-2-1の可変式守備ブロックの作り方

それでは本題へ、4バック・3CM・3トップの攻撃陣形である4-3-3各種・4-3-2-1の守備時の陣形の作り方を解説。

4-3-3・4-3-2-1からは4-3-3または4-4-2への2種類しか変更できないと思われます

 

守備時4-3-3への変更

4-3-3

4-3-3への変更と言うか、何も指示しなければ当然ながら勝手に攻撃時の陣形・人員配置のままの4-3-3のブロック構築をします。

しかし次項で説明する指示をしてしまいますと、意図せずに4-4-2ブロックになったりするのでご注意を

 

守備時4-4-2への変更

4-4-2

上の画像は攻撃時フォメが4-3-3(2)で、守備時の4-4-2に可変した時のものになります。

 

設定をいじる所はカスタム戦術の「指示」のタブの所

裏に抜けるやサイドに張るなどの、個人別の指示を設定する欄ですね。

カスタム戦術

4-3-3から4-4-2へ変更するに当たって、要は守備時に3トップの誰かを中盤のポジションに落とすことになります

STを落とすと大きくポジションを変更したり間違って中央のポジション(CM)に入ってしまいますと守備の穴になってしまうので、基本はウイングのどちらかを落とす事になると思います。

※4-3-2-1のRF・LFは4-3-3のウイングと同じ指示ができます

 

攻撃時フォメ

今回使用する例の攻撃時ポジションのスカッド(4-3-3)になります。

基本的に中盤(この場合SH)に落としたい選手は守備力がある選手だと思うので、このスカッドだとRWフェリペアンデルソンよりLWスピナッツォーラを下げる方が適切ですね。

という訳で、スピナッツォーラをSHに落とした4-4-2へ変更するカスタム戦術指示の解説を以下に書いていきます。

 

まずはスピナッツォーラ本人を指示しないとどうにもならないので、落としたいウイング(4-3-2-1だとLFまたはRF)の指示として「DFに戻る」に設定します

これを設定すると今回の場合のスピナッツォーラはLWからLMへと守備時にポジション変更することとなります。

注:自操作等でポジションが大きく変更されている場合は、仕様上スペースをカバーして違うポジションに入る場合があるので思惑通りの守備時人員配置になるとは限らないです

 

そして次にここがポイント。

攻撃時4-3-3の場合は、前線に残るFWに「前線に張る」指示をしないと4-3-3ブロックのままになってしまいます。

今回の例だとSTデイヴィスとRWフェリペアンデルソンにこの指示をしておかないとダメということですね。

しかし4-3-2-1の場合は「前線に張る」指示をしなくても、ウイングの誰かに「ディフェンスに戻る」指示をしておけば4-4-2ブロックにできます、どういう仕組みなのかは不明😅

あとは守備ポジション指示の所の「中央をカバーする」や「サイドをカバーする」がありますが、これはどうやらどちらに設定しても良さそうです。

※CAMを置く4-3-3(4)の場合は、恐らくCAMに「DFに戻る」を指示すればいけると思います

※書く前に確認したらどの設定でも思惑通りになりましたが、以前はサイドに置きたい選手を「サイドカバー」、中央に置きたい選手を「中央カバー」にしないとできなかったような・・・
もしできなかったら守備ポジション指示を上記のように設定して下さい

 

あとできれば可変した時に守備力がある選手を中央に、ペースが速い選手がサイドに行くように攻撃時ポジションの配置を考慮するとなおいいですね。

今回の例では守備力あるミリンコヴィッチとヴェラッティを中央に、ペースが速いエンクンクをサイドに置きたいので、LWのスピナッツォーラがそのままLMに降りてくることを考慮して、エンクンクをサイドに追いやるためにCMの右側に置くのが適切だと思います(スピナッツォーラが降りてきたら他のCMはそのまま右にスライドする)。

 

参考画像

 

守備時4-3-3のメリット・デメリット

メリット

★守備

前線が3枚いるので前からボールホルダーにプレスをかけてハメやすい状況を作れるために、ハイプレスに向いている陣形と言えます(現実ではクロップのリヴァプール、ゲームなのであれほどの連動したプレスは不可能ですが・・)。

なので、「ボール奪取チャンス時にプレス」や「ロスト後に即プレス」の守備戦術をするなら4-3-3がやりやすいのではないでしょうか。

そして中盤の守備が3枚になりますが、選手が中央に寄るので中央を固めるのにも向いています。

4-1-2-1-2(2)や5-3-2などのサイドアタッカーを置いていない相手には有効な陣形だと思います。

 
★攻撃

攻撃陣形と同じ陣形で守るので、ポジション移動がないためスムーズに攻撃に移れるのはメリット。

そして前線に3枚残るので、カウンター戦術が非常によく刺さるのもメリット。

最近流行った5バック守備を崩す有効な陣形(相手WBが上がっていれば、カウンター時に3vs3の数的同数を作れる)。

 

デメリット

★守備

4-3ブロックなので撤退守備時にサイドの枚数が少ない為(SBしかいない)、サイド攻撃に対する守備が難しい

今作サイドでのゴールライン際ドリブル突破からのマイナスパス、そしてペナルティエリア横からの横横パスが非常に強いため、サイドの守備がかなりポイントとなってくるのでその対応に悩まされる。

 

守備時4-4-2のメリット・デメリット

メリット

★守備

オーソドックスなサイド・中央ともに強固な守備陣形(現実ではシメオネ4-4-2が有名ですね)。

守備時サイドハーフに配置する選手の守備能力が高ければ、相手のサイド攻撃の芽を摘みやすくカウンターにも転じやすい。

また、守備能力がないCMの選手を守備時にサイドに追いやれるので、攻撃に特化した選手を攻撃時CMに置ける(詳しくは後述します)。

そして4-3ブロックと違ってサイドに2枚いるので、相手のサイド攻撃に対する守備がやり易いのはメリット。

 

★攻撃

3CMのスカッドで、STに置くような選手をCMの所に配置している方を見かけると思います。

スカッド

こんなスカッド一度は組んでみたいですねえ・・🤤

という私の願望は置いといて、守備能力が低いペレやネイマールなどのドリブルがかなり強い上手い選手をCMに置いて攻撃に厚みをもたらすスカッド

当然ながらこのままの4-3-3の守備陣形では、ペレがCMに入って中央の守備を担ってしまい穴になりがち。

しかし守備時4-4-2に可変すればペレはLMに移動しサイドの守備をすることになるので、カンテ・ジョルジーニョで強固な中央の守備ブロックを構築できます。

そしてボールを奪ったカウンター時は、サイドにペレがいる事からそこからボールを運んで攻撃の起点となる事も可能

遅攻時はペレはCMに戻って行くので、ドリブルで運んだり前線へ飛び出させて攻撃に厚みをもたらしたりと、迫力ある攻撃ができますね。

あとはペレの代わりにデブライネに代表されるパスに特別な補正(?)がかかっているようなパサーを置けば、カウンター時にサイドにいるパサーからの斜めスルーパスで一気に大チャンスに持っていけますね。

 

デメリット

★守備

ネガトラ時(ボールを奪われた瞬間)攻撃に出ているペレの所が穴になってしまうので、他のCMを上げずに補ったり前からプレスをかけて相手の攻撃を遅らせる必要があります(3CMの真ん中の選手の守備ワークレートhighは必須ですかね)。

そして4-3-3から4-4-2にポジション移動する時間が必要なので、しばらくサイドが空いてしまうことも懸念材料。

4-4ブロックになるまでの時間をいかにしのぐかがポイント。

 

★攻撃

守備時と同じく4-3-3へと移行する時間がかかるのはデメリットとも言えますかね。

個人的にはそこまでデメリットは感じませんが。

 

まとめ

個人的には4-3-3 or 4-3-2-1をする時は守備時4-4-2に可変する方が守りやすいと思います。

ただ、ハイプレスをする時はカウンター時も考慮して4-3-3のまま守備するのもアリですね。

攻撃時と守備時でポジションが変わるので、どの選手をどこに置いたら生かせるかなど、スカッド・戦術考察するのが更に楽しくなってきますな。

あとは前線に残っているFWに守備参加させたい場合(少しでも降りて来させたい)は、十字キー戦術の下→上で実行できる「ストライカーのリトリート」をしても守備ブロックの形が変わらず守備参加させられます。

FWに「前線に張る」を使用していてもこれを使うと、「DFに戻る」と同様の成果が得られると思います(ただしできるのは1人だけっぽいですが)。

EA公式より

ストライカーがミッドフィルダーのように動き、ディフェンスのサポートを行うようになります。ストライカーが2人以上いる場合、守備意識とマークの能力に基づいて下がる選手が選ばれます。

「ストライカーのリトリート」をアクティブにすると、攻撃のオプションが減る代わりにディフェンスのサポートが増えます。

(抜粋元)https://help.ea.com/jp/help/fifa/fifa-dpad-tactics/

 

今回は4-4-3と4-3-2-1からの可変式について取り上げましたが、他のフォメからの可変式守備陣形のやり方もまとめていくつもりです。

しかしもう少し時間がかかりそうなので、3バックからの守備時4バックへの可変も簡単にですがご紹介しておきましょう。

 

スカッド

今回の例はこちらのスカッドを使用、ちなみにこれらの選手たちは私が先週末CFで使ったスカッドになります。

これを4-4ブロックにしたい時は、キエッリーニをLSB、スピナッツォーラをRSBにすることができます。

・フェリペアンデルソンの守備ポジション指示はデフォルトのまま
・ミリンコビッチを「中央をカバー」
・トナーリを「中央をカバー」
・デブライネを「サイドをカバー」
・スピナッツォーラを「ディフェンスに戻る」

これらを指示すると各選手がスライドして可変式の4バックに変更することが可能になります。

個人的にはフェリペアンデルソンにも「ディフェンスに戻る」を付けて素直に5-3ブロックにした方がいいような気もしますが、カウンターしたいのであればサイド(フェリペアンデルソン)を1列上げて守備させるのも悪くないかもしれないですね。

 

今回は以上になります。

説明が文字中心なので分かりにくい所が多々あると思います・・

しかし雰囲気だけつかんであとは自分で色々いじって試す方が分かりやすいと思います。

プレイしていて間違いを発見したら訂正していきますが、環境の変化やアプデ等で今回書いた通りにやってもその通りにならない場合がございますのでご了承下さい🙇‍♂️

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