みなさんこんにちは、やまこです。
10月1日0時、FIFA22スタンダード版がリリースされ、ついに全バージョンで完全開幕しました!
そこでFUT初心者の方が最初につまづくだろうと思う所、「チームケミストリー」について詳しく解説したいと思います。
このゲームの中でよく出てくるケミストリーという言葉自体も、「チームケミストリー」や「ケミストリースタイル」などと似たようなものが多く、最初はよく分からないと思うので、それらを一つ一つ解説していきます。
これらを理解するとチームを組む事が段々と楽しくなり、さらに奥深くハマっていくと思います。
そしてこれらの設定はゲーム上だけでなく、PCではWEBサイト上で、スマホではコンパニオンアプリでEAアカウントと連携して設定することもできます。
Login here to access the FC Ultimate Team Web App and manage…
選手データの確認やチームを組むシミュレーションなどは、FUTユーザー御用達のFUTBINというサイト(こちらもスマホ用アプリ有り)をぜひご活用下さい。
ケミストリーって?
FUTではベースとなる選手の能力に加えて、ケミストリーの数値によって能力が上昇することも下降することもあります。
ケミストリーは大きく分けて2つ、「チームケミストリー」と「個人ケミストリー」が存在します。
チームケミストリー
画像左上の「連携100」というのがチームケミストリーを表す数値になります。
日本語版だとケミストリー=連携と訳されていますね。
これはこの後説明する「個人ケミストリー」の合計値を表し、最大100までとなっております。
チームケミストリー値によって選手能力のブースト具合が変化し、100が最大ブーストの恩恵を受ける事となります。
従って、この数値をいかに100に近い所まで持って行けるかが非常に重要です。
個人ケミストリー
チーム設定画面上でRSを左右に押すことで、カードの記載情報が変化させられます。
上の画像では選手の国籍・リーグ・所属チーム・忠誠値(盾のマーク)・監督補正(Mマーク)を表しています。
そして個人ケミストリーと言うのは、GKやSTなどのポジションがカード下部に書いてますが、その横の数字が個人ケミストリー値(0~10)になります。
これから説明する要素が絡み合って、個人ケミストリー値が決まる事になっています。
※ベンチメンバーは個人ケミストリー値は固定で5になります。
個人ケミストリー値を決める要素
★ポジション補正
FUTのフォーメーションには様々な種類があり(4-2-3-1・4-3-3・3-5-2など)、各フォメに11の固定ポジションが用意されています(画像中の選手カードの下部の所、RBやCAMなど)。
そして各選手にも、デフォルトで1つポジションが決まっています(レヴァンドフスキ=ST、カンセロ=RBなど)。
まずは各選手を合ったポジションに当てはめていきます。
例えばフォメ上でCMとなっている所にCMの選手を当てはめないと、基本的に個人ケミストリの最大値を得る事はできません。
しかしそんな縛りがあると、選手構成の自由度がかなり減ってしまいますね・・・
例えばSTのレヴァンドフスキをCMの所に入れたらいい感じに組めそうなのになあ、というのが恐らくすぐ出てきます。
そこでFUTにはそんな縛りを回避する技が存在します。
それは「ポジションチェンジ」。
デフォルトのポジからある程度限定されてしまいますが、ポジション変更カードを使って各選手のポジションを変更する事ができます。
●ポジション変更できる例
STーCFーCAMーCMーCDM
RFーRWーRM
LFーLWーLM
RWBーRB
LWBーLB
CB
GK
これを見ると分かる通り、CBとGKはポジション変更不可。
それ以外は各ポジション隣合ってるポジションへカードを使って1つずつ変更させることができます。
例)CDMからCAMにしたい場合は、「CDM→CMカード」、「CM→CAMカード」を順に使っていく必要があります。
たとえばLMの選手をRMに置くことはできるのか、というと、それは可能。
この画像のチームではRMに置いているコマンは本来LMポジションの選手ですが、ケミストリー値が10から7に減ってしまうのさえ良ければ置くことはできます。
他のポジションでもこのような融通は多少利く所があります(もちろんケミストリー値は減りますが)。
どうしてもポジションが重複する選手を一緒に置きたい!という場合などにこういう配置もすることが可能です。
あとはCAMとCM、RWとRMのように、一部の隣り合うポジションは後で説明する忠誠値や監督補正によって一つポジションがズレていてもケミストリー値を10にすることは可能です。
ポジション変更カードは足りない時に市場から購入したりしますが、「CAM→CMカード」を筆頭にかなり高価なカードもあるので、CAMの選手をCMに置いたりするのはかなり多いですね。
多分この文字だけの説明では非常に分かりにくいと思うので、FUTBINのスカッドビルダーで実際選手を入れていくと分かりやすいです。
選手を入れていけば勝手にケミストリー値を計算して出してくれるので、まずゲームで組む前にこちらで組んでシミュレーションするのがオススメです。
★リンク(国籍・リーグ)
個人ケミストリー値に影響するのは先ほど説明したポジション補正の他に、隣り合う選手とのリンクが重要になってきます(上の画像で言う緑・黄・赤の線)。
このリンクが最低限合ってないと個人ケミストリーの数値をMAXにすることはできません。
リンク達成の目安としては、まず選手から何本線が伸びてるかを見ましょう。
上の画像で言うならゴレツカは4本ありますね。
この本数を必要点数と考えます(今回の場合は4本なので4点必要)。
そして緑・黄・赤はそれぞれ2点・1点・0点と数えられます。
つまり黄色が4本あれば条件達成。
上の画像で言うとゴレツカから緑が2本・赤が2本あるので、合計2+2+0+0=4点になるので条件達成。
必要点数より多くても特に意味を持たないので、最低限合わせられたらOKです。
もう一つ、画像真ん中にいるアグエロの場合は、線が4本あって、そのうち黄色2本と赤2本なので条件達成ならずで最大の恩恵は受けられないですが、決してケミストリー値が0になるのではなくある程度つながっていたらその分の個人ケミストリー値を得る事はできます。
あとは緑の線には「パーフェクトリンク」というものがあって、こちらは緑2本分の効果があるリンクも存在しています。
リンクの色がどのようにして決まるかは次に説明します。
●リンクの決まり方
このリンクを合わせるのに重要なのは「国籍」と「リーグ(1部・2部とかも合わないとダメ)」、そして「チーム」。
各リンクの色の決まり方は以下の通りになります。
- 国籍とリーグのどちらかが合っていれば黄色リンク
- どちらも合っていなければ赤リンク
- 国籍とリーグの両方合っていれば緑リンク
- 国籍違うが同じチームなら緑リンク
- 国籍とチーム両方合っているならパーフェクトリンク(緑2本分)
上の画像で言えば、カンセロとルーベンディアスは同チーム・同国籍なのでパーフェクトリンクになります。
他のパーフェクトリンクはロナウドとブルーノフェルナンデス(ポルトガル・Mユナイテッド)、キミッヒとゴレツカ(ドイツ・バイエルン)など強いチーム・選手でもそれなりにいるので、一緒にチームに入れればスカッドをかなり組みやすくなるので狙ってみるのもいいでしょう。
★忠誠値と監督補正
左の縦マークが忠誠値、右のMマークが監督補正になります。
各マーク、それぞれ条件を達成したら個人ケミストリー値が1ずつ上昇します。
まずは忠誠値ですが、これはSBCで獲得した選手(選手カードを犠牲にして得られるカード)や自分でパックから引いた選手は無条件で達成になります。
反対に市場で買った選手は忠誠値がありません。
どうやったら忠誠値を得られるかと言うと、スカッドバトル・ディビジョンライバルズ・ウィークエンドリーグのいずれかの試合で10試合出場させることが条件となっています。
次に監督補正を上げるには、単純に監督カードの国籍・リーグを選手と同じにすることです。
これは国籍かリーグのどちらかが合っていれば1上昇しますが、両方合っていても効果は1のままになります。
そして監督カードは市場でも購入可能。
さすがに国籍は変更できませんが、リーグの変更はリーグ変更カードで行う事ができます。
大変長くなりましたがおさらいすると、
・初期ポジション
・リンク(国籍・リーグ・チーム)
・忠誠値
・監督補正
以上4つが関わり合って個人ケミストリー値が構成されることになります。
アイコン選手とヒーロー選手
選手間のリンクを構成するのに国籍やリーグ等が合わないといけない、というのは先ほど説明しましたが、それらを黄or緑だけで繋げられるのがアイコン選手という存在(背景が白いカード)。
多大なる成績を残したレジェンド選手の事ですね。
アイコン選手は基本的に無条件で黄色のリンク。
ただし、国籍が同じなら緑リンク、アイコン同士でも緑リンクで繋げられます。
基本的にAIも良く強い選手が多いアイコン選手ですが、どうしても繋がらん!という場合の救済手段として使うのもアリです。
ただし基本的に高いし全くパックでも引けないので早々手は出ないんですがね・・・(既に使ってる方はけっこう見かけますが😅)
そして今作初登場となったのがヒーロー選手。
惜しくもアイコン入りとなりませんでしたが、過去の名選手達がヒーローカードとなって登場。
こちらはアイコン選手と違って全員と黄色以上で繋がるわけではありません。
同国籍なら黄色、同リーグなら緑、同国籍・同リーグならパーフェクトリンクになるようです。
こちらは上の条件を満たさなければ残念ながら赤リンクとなってしまうのでご注意を。
ケミストリースタイル
苦労して繋げたケミストリー。
これの成果が選手能力ブーストになりますが、何の能力をブーストさせるかもこちらで決める事ができます。
それがケミストリースタイル。
選手をパックで引いたデフォルトの状態がケミストリースタイル「ベーシック」になりますが、ケミストリースタイル変更カードで自由に変更させることができます。
選手の顔のすぐ下に靴など色んなマークがありますが、それがケミストリースタイルの種類になります。
これらの種類によって、ペース・シュート・パス・ドリブル・ディフェンス・フィジカルのどれかを上げる事ができます(基本複数種類、少ないほど上げ幅が大きい)
アグエロやゴレツカに付いている靴のマークが「ベーシック」で、これはペースからフィジカルまで全種類万遍なく上昇させられます。
ケミストリースタイルはベーシックを含めて全19種類。
攻撃特化・守備特化・パス特化など色んな組み合わせのブーストがありますが、中でもペースが上がる種類(ハンターやシャドーなど)が一番人気があります。
どのケミストリースタイルがどの数値を上げられるか、個人ケミストリー値によってどれくらいブーストの上昇が違うかなどの詳細はFUTBINにてお確かめ下さい。
※なお99でカンストする為、最大99までしかブーストできませんのでご注意を
カスタム戦術の設定と実行
ケミストリーを合わすために例えばレヴァンドフスキをCMに置いたりカンテをSTに置いたりするのはいいんだが、このままのポジションで試合するのかな?と思う方は当然たくさんいるでしょう。
しかしこれは心配ご無用。
これはあくまで能力ブーストのためのケミストリー合わせだけで、試合が始まれば誰をどのポジションで使おうとブーストが付いたままで能力が変わることはありません。
これは「カスタム戦術」であらかじめ自分のやりたいフォメ・戦術を登録しておいて、試合が始まれば変更させればいいのです。
まずはスカッド構成画面でL2を押すと陣形などを設定できるメニューが出るのでカスタム戦術を選択。
するとデフォルトのゲームプランが表示されるので(バランス設定、これはセットプレイだけ変更してください)、そこからさらにL2を押すと超守備的から超攻撃的まで4つのプランを選択できます。
それら4種類にやりたいフォメ(選手配置含む)・戦術を設定していき、試合中に各プランに変更していく形となります。
名前が超守備的だからと言って決して守備的な戦術にしなければならない訳ではなく、自由に設定してOKです!
変更の仕方は、試合が始まると十字ボタンの左右で各プランに変更できるので、やりたいプランに設定してしばらくしたらそのプランを実行します。
選手も試合に影響しないよう徐々に設定変更されたポジションに移動していき、無事ポジ変完了となります。
以上がケミストリーの説明やカスタム戦術の設定変更の仕方になります。
詳しいデータや数値などはFUTBINやご自身のゲームプレイにて確認していただくと幸いです。
多少言葉足らずや分かりにくい所があるかもしれませんが、ご容赦下さい🙇♂️
あとは実際に自分でやってみるのが一番分かりやすいと思います。
これらを理解出来たらスカッド構成にどっぷりハマることになり、FUTBINを眺めるのが日課になってしまうでしょう(暇があったら相場チェックや選手構成に時間を取られる😅)
これからOTWイベントを始めさらにおもしろいイベントが1年通して盛りだくさんありますので、良いFUTライフを送って頂ければと思います。