【FIFA22】ゲームプレイの教科書「ピッチノート」を1週間プレイした上で検証と解説① ~新要素編~

みなさんこんにちは、やまこです。

今回はFIFA22のゲームプレイの取説・教科書とも言える「ピッチノート」を、開幕1週間プレイしてみて実際の挙動の確認やプレイの参考になるものを確認・検証していこうと思います。

Electronic Arts Inc.

「FIFA 22」のゲームプレイに関する詳細をチェックしよう…

攻撃・守備・AIなどかなりのボリュームになるので、何回かに記事を分割して紹介していきます。

 

初心者の方はもちろん、中~上級者の方でも知らない意外な発見があったりするので(前作途中で確認したら知らないことが多々ありました・・)、プレイの向上に役立てて頂ければと思います。

主にピッチノートの内容を引用しつつ検証していきますが、PS5やXbox Series X|Sなどの次世代機だけの仕様は今作けっこうあります

既にPS4版とPS5版両方プレイしましたが、はっきり言って別ゲーレベルでかなり違いがあります。

できる限り次世代機版のみの仕様、などと注記はしていきますが、一部記載漏れや実際違った挙動があったりするかもしれないので、そこの所はご容赦ください🙇‍♂️

今回ご紹介するのは、ピッチノートの主にAIや操作に関わる所だけを抜粋しておりますのでご注意ください。

注:引用文中の[NG]が付いているものは次世代機版のみ対応している要素とのことです。

 

FIFA22新要素

[NG]ハイパーモーションテクノロジー

※以下引用文は全てFIFA22ピッチノートより

HyperMotionはPlayStation®5、Xbox Series X|S、Stadia版「FIFA 22」の基礎となるテクノロジーです。FIFA史上初めて、ゲーム開発における最新テクノロジーであるフルチームのモーションキャプチャーデータとマシンラーニングが組み合わされています。このテクノロジーのおかげでFIFAのリアリティが増すほか、新機能の搭載が可能となります。


先ほど述べた通り、セットプレイ、シュート、スキルムーブ、パス、選手の動き、選手のリアクション、セレブレーション、ボールのコントロール、2名の選手によるヘディング、転倒、立ち上がり、ドリブル、アイドリング、肩のぶつかり合い、体を入れる動作といった4000を超える新たなアニメーションが「FIFA 22」には追加されました。これらの新アニメーションがゲームプレイの体験を彩ることで、没入感がさらに高まっています。

こちらは次世代機のみの新要素、ハイパーモーションテクノロジーに関する説明ですが、要するに選手全てのモーションが前作より大幅に改善・増えましたよ、という事ですね。

確かに次世代機版はまるで本物の試合を見ているかのように、リアルな動きをするようになったのがハッキリと感じられました。

FIFA21に比べてややもっさりした感じになりますが、その分よりリアルな動きになってゲームからリアルサッカーに近い感覚になったように思います(元々FIFAシリーズは超人要素高い)。

スキルムーブ(以下スキム)とペース(スピード)が絶対的正義だった前作ですが、AIやモーションの向上によってそれらは相対的に弱体化し、万人に受け入れられやすくなったんではないでしょうか。

 

一方、PS4版も一応は新モーションは多少増えてるようにも見受けられました。

AIも多少良くなったとは思いますが、次世代機版ほどの良さは正直感じられません

FIFA21のバージョンアップ版のような感じですかね。

コンパクトな陣形の次世代機版に比べて、PS4版はスペースがかなりあるのでスキムやペースが変わらず生きてくる環境のように思います。

別ゲーと称したのは、そういう意味でもあります。

 

そしてそのハイパーモーションテクノロジーの恩恵を受けていると思うのが、AIと絡めたチーム全体の動きだと思います。

 

AIが向上したとは言えお家芸のコントは今作も健在😅、ご愛敬ということで・・・

 

[NG]戦術的AI

・攻撃

周りの状況をよく理解し、ビルドアップ時に効果的な走りを見せるほか、スペースを見つけ出すようになります。そして、適したタイミングで適したポジショニングを取ることが多くなります。

昨シーズンと同様に、これらの動きの良さを決めるうえで、ポジショニングの能力が最も重要となります。

・守備

新搭載の戦術的AIによって、ディフェンダーが組織としてより効果的な守備を行うようになりました。フォーメーションを維持しながらピッチを駆け巡り、空いたスペースを埋め、それぞれの守備エリアを警戒し、よりリアルな守備を形成します。

昨シーズンと同様に、これらの動きの良さを決めるうえで守備意識の能力が最も重要となります。

戦術的AIの搭載によって、「FIFA 22」の選手は「FIFA 21」の時よりも個性的になります。

  • 守備意識と疲労によって守備時のポジショニングが大きく変わります。
  • センターバック以外の選手をセンターバックとして起用すると、守備時のポジショニングが悪くなります。

ハイパーモーションテクノロジーと戦術的AIによって、チーム全体の動きが飛躍的に向上したように思います。

よって、これらの効果を最大限に発揮するのは次世代機版という事になります。

 

しかし選手個々の動きやAIの一部は恐らく旧・次世代機共通になると思いますが、引用文の青文字は選手の動きに関わる重要な選手パラメータになります。

攻撃面:

★スペースへの動きやビルドアップ時にパスを受けやすい場所に動く→攻撃ポジショニングの数値が影響(前作では裏抜けの際オフサイドにかかりにくくなるというのもあった)

今作守備側のAIとキーパーがかなり強化されているので、スペースを見つける・隙をついてくれるAIはかなり重要になってきます。

特に守備がタイトなペナ内に陣取るストライカーは、この数値がかなり重要になりそうです。

 

守備面:

★守備時のポジショニングの動きと質→守備意識(ワークレートとは違う方)の数値と疲労が影響

前作と比べるとけっこう激しくプレス(ボール奪取)したり攻守の上下動が増えたので、守備意識そしてワークレートもかなり関わってきているように思えます。

次世代機版ではかなり統制された守備ラインを築けるので、守備意識が低い選手がいるとマークが甘くなったり変なポジションを取ったりすることがあるようです。

あとワークレートに関しては、恐らくですがトランジション(ボール保持の移り変わりの時の切り替え)の速さのような気がしますね。

走行距離に関してはそれほど大差ないようなので(low・lowのマルシャルでもそれなりに走っている)、例えばボールを失った時に全力で走って戻るかチンタラジョグして戻るかの違いのような感じはします(分かりやすいポジションで言えばサイドバック、high・highのメンディは攻守に異常に爆走してました)。

あくまで私の経験上の仮説なので、正しいかどうか分からないのであしからず・・

 

★センターバック以外の選手をセンターバック(初期ポジション)として起用→守備時のポジショニングが悪くなる

恐らく初期ポジションがセンターバックの所に他のポジションの選手(ペースゲーの前作だと足速いサイドバックを置いたりしていた)を置くのがダメで、試合開始後のカスタム戦術で変更した場合は影響を受けないような気がします。

実際試合中に3バックに変更するなどしてSBをCBに置いてもそれほど違和感は感じなかった気がするので、あくまで初期ポジでの話なんですかね(まだ検証中で今の所は不透明です🙇‍♂️)。

じゃないと、カスタムフォメ・戦術という概念を否定する事になりますからね・・・

 

対戦用の設定の切り替え

「FIFA 22」では対戦用の設定をご用意いたしました。一部のモードでは必須となりますが、すべてのプレイヤーがすべてのモードで対戦用の設定を適用できるようになります。

対戦用の設定切り替えで強制的に変更される設定は以下の通りです。

  • コンテクスチュアルアジャイルドリブル: オフ
  • オートクリア:オフ
  • オートフレアパス: オフ
  • オートシュート: オフ
  • ヘディングアシスト: オフ
  • ジョッキー: 手動
  • スルーパスアシスト: セミ

対戦用の設定が常にオンになるモードは以下の通りです。

  • FUT Rivals
  • FUT Champions
  • オンラインシーズン
  • Co Op シーズン
  • プロクラブ

今作からは操作設定の一部がFUTなどで固定されることになりました(ヘディングアシスト:オフなど一部は前作でもあったような)。

特にジョッキー:手動は多くのFIFA民は影響受けるんじゃないでしょうか。

私は前作から手動でやってたのであまり自覚はないですが、最初は相手との間合いが特に難しく感じられます。

しかし既に今作のFUTをプレイしている方はもう慣れてきているだろうし、これからプレイする方はこういう仕様だと思って頂ければ。

 

エクスプローシブダッシュ

エクスプローシブダッシュを使いこなすには、オン・ザ・ボールのタイミングとインテリジェンスが鍵になります。適切なシチュエーションでダッシュ(R2/RT)を入力すると選手の加速が大幅にアップします。

このメカニックにより1対1の勝負が変化します。ドリブラーは全速力でディフェンダーを置き去りにでき、ディフェンダーは距離の離れたアタッカーに追いつくことができます。エクスプローシブダッシュはボールを保有している時(ドリブル中)、もしくはボールを保有していない時に発動可能です。ボールにアプローチしている最中には発動できません。

エクスプローシブダッシュはタイミングが重要です。また、正面を向き、前に進んでいる時に効果が最大限発揮されます。前に進んでいない時、正面を向いていない時は効果が減少します。ここでいう前に進む、正面を向くというのは、対象の選手が面している直線方向を指していることにご注意ください。直線上に進行しないと、エクスプローシブダッシュの効果は十分に発揮されません。ダッシュ(R2/RT)を入力、長押しした際の通常の加速は、他のすべてのシチュエーションで等しく適用されます。

メカニックのバランスを保つために、エクスプローシブダッシュは短時間しか効果がありません。効果が徐々に小さくなり、クールダウン状態を迎えます。そして、クールダウンが終わるまで再発動することができません。

前作におけるナツメグのような、今作の重要な操作の内の一つであるエクスプローシブダッシュ

R2トリガーを最大限押し込むと爆発的に加速する、というものですが、やり方は簡単で使いやすいですね。

さらに、ペースが特に速い選手はかなり恩恵を受けるらしいので今作必須の操作になるかもしれません。

 

しかし私みたいな古来からの旧ウイイレ民はR1ボタンをダッシュに割り当てていますが、R1ではエクスプローシブダッシュは最大限発揮されないようです。

実際にやってて爆発的な加速はほとんど感じられないので、この効果を得るにはR2にダッシュを割り当てないとダメそうですな。

一応変更してR2でやってみましたが、全く慣れない上にそっちに全集中して試合にならないのですぐにR1に戻しました・・・

ちょっと挙動は変わりますが、スーパーノックオン(ドリブル中に行きたい方向に素早くRS2回傾ける)で私は代用しています。

これはこれでタイミングさえ見極めえば相手をぶっちぎれるのでオススメです。

 

トラップ時でも先行入力気味にRS連打でこのように加速して千切れます。

 

総括

今回はFIFA22における新要素をメインに取り上げていきました。

「戦術的AI」と「エクスプローシブダッシュ」が今回特に注目する所ですかね。

あと残りは攻撃編と守備編があるので、そちらの方もご一緒にご覧下さい。
 

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